ニパウイルスという致死率40%~70%という脅威が迫っているが、何も準備できていないという。
カテゴリー: コロナ対策
パンデミックのリーダーの責任
「新型コロナは公衆衛生の危機」だといわれるが、公衆衛生ばかりではない。多くの社会経済、病院機構、政府機関や自治体など、普段は組織や地域社会のリーダーとして権力を持っているはずのところで、その権力と責任が果たされていないことが露呈している。
リーダーシップが見られない。
新型コロナウイルスのパンデミックは世界のリーダーシップの欠如を露呈させた。特に、政治の世界では、危機管理意識の希薄さが、リスクを増大させる。政治家、議員は公務員で毎月の給与が保証されているからだろうか。民間企業の経営者、社員、職を追われた派遣社員、アルバイト、自営業者とは感覚が違うようだ。
何が正解かはわからない。
今一度、組織にも大小いろいろあるが、危機に直面し、対処するときの組織のリーダーの責任について考えたい。
コロナ対策のマネジメント
大阪大学と中外製薬の開発薬「アクテムラ」が快挙。
重症患者に対し改善成果が報告されているので、さらに臨床試験を重ねることで、より改善効果の高い成果が期待される。
急拡大が続くイギリスでは早速、推奨リスト入りした模様。
特定の遺伝子を持つ人は重症化しやすい、との報告。
新型コロナの死亡率を下げることが確認されたものは、本命のステロイド、次にrhG-CSFの2剤のみという大変厳しい状況にあります。英国の大規模臨床試験で日本生まれのアクテムラ(トシリズマブ)が、同じくIL-6(インターロイキン6)阻害薬のサリルマブとともに快挙を示しました。
これまでは、同薬の試用で結果が出なという研究もあったため、そこからの逆転した結果です。この結果を踏まえ、英国はガイダンスで同薬の使用を推奨することとしようです。
動画で効果等について解説します。
※補足;イギリスはかなり厳しい状況にあると連日報じられています。「制御不能」との言葉も出始めました。アクテムラなどの早期投入もその深刻な背景が存在すると推測されます。
詳しい情報は、動画の解説欄をご覧ください。
新型コロナの重症化について重要な論文が相次いで発表されました。医師がわかりやすく解説しています。
鍵はインターフェロンです。医療の正しい情報を医師が専門的に解説する学術的な内容です。
コミュニティガイドラインを守って転載していますが、
詳しい情報は、動画の解説欄をご覧ください。